色んな人がいますね(´ω`) 2
集めた物の中には、シェーカーの家具やオブジェがあり、フランスやイギリスのアンティークがあり、北欧の陶器があり、李朝箪笥や水墨画がありました。
引っ越しのたびにこうした「物たち」を一つ残らず荷物に入れ、国から国へと運びました。
「もちろん引っ越し屋さんがそういうことは全部やってくれて、そのおかげでこれまでお皿一枚割れることもなかったのだけれど・・・」たとえこの町には数年しか住まない、と最初からわかっていても、それは決して「仮住まいではない」、なぜならコ日一日が大切な瞬間で、そうした瞬間の積み重ねが結局人生なのだから」という信念のもと、「大きなかたつむり」のように家財道具の一切を運び続ける人生だったのだといいます。
ところで出身地の異なるこれらの物たちが、キッチュに陥ることなく趣味のよい統一感の中に収まってみえるのはポーラン本人の趣味が揺るぎない一つの美意識をベースにしているからでしょう。
そしてその美意識が彼女の書く物や話す言葉にも同じように行き渡っているからこそ、たった三日間時間を共にしただけなのにもかかわらず、私の中にひとかたまりの強い印象を植えつけたのでしょう。